A51技研・概要

 A51技研は、技術者の新しい働き方を実践する、新しいキャリア・プラットフォームです。大企業で働く ことに疑問を感じている技術者に、新しい働き方を提供いたします。

VISION −技術と社会の新しい関係−

 ポスト高度経済成長期から失われた20年を経て、ゼロ経済成長時代に突入した現在の日本において、 「技術と社会の新しい関係」はとても重要だと考えています。イノベーションの必要性が言われ始めて 既に10年以上が経過していますが、未だに日本のイノベーションを軸にした「成長戦略」は見えてきません。 これは、諸外国に比べて圧倒的に企業倒産の少ない日本のビジネス環境において、大企業を中心に据えた イノベーション・スキームに限界がある、と考えています。
 大企業が悪いのではありません。イノベーションを主体性を持って進めていく人材を輩出する プラットフォームがこの国には未だ構築されていないのです。
 「技術と社会の新しい関係」とは、より独立性の高い活動ができるようなプラットフォームの下に 活躍するGeneralist技術者が、大企業に限らず日本の全ての技術力の連携を高めていく、そんな関係です。

MISSION −社会価値の創出−

 日本は諸外国と異なり、大企業のみならず、アカデミズムから中小企業まで、非常に幅広く多種多様な インフラを既に所有しています。現在の製造業不況は、設備がないのでも、ましてや人がいないのでもなく、 人が設備を動かして作った商品を提供する市場がないのです。
 A51技研が考える「社会価値の創出」とは即ち、技術と社会の新しい関係の中から生まれる 広義のイノベーションです。従来考えられているような、最先端科学技術が作る新しいものではありません。 ニーズへのソリューション、つまり社会問題を技術により解決するという「社会価値の創出」こそ、A51の 考えるイノベーションです。

CONCEPT −A51の戦略−

 A51技研は、ニーズからプロジェクトを興し、日本に既にあるインフラをベースにそこに技術者が集まり、 プロジェクト単位で技術者が活躍できるようなプラットフォームの構築を実践します。鶏と卵ではありません。 まずニーズに基づくプロジェクトを興すのです。